NISA 口座保有レバレッジ ETF の仕舞い方

 

我が家では 2018 年から妻とその都度話し合いながら少しずつ NISA 口座で 3倍レバレッジ ETF (SPXL, CURE, TECL, SOXL, WEBL) を買増しています。新 NISA ではロールオーバー出来ない(そもそも買い付けもできない?)可能性も高く、どの様に手仕舞いしていくのかずっと悩んでいましたが、今後の大体の方針が固まりました。まず現在の我が家での保有レバ ETF は下の様になっています。保有割合は全米国株に対してで、合わせるとおおよその目安にしている全体の1/3程度となっています。

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レバレッジ ETF をどの様に長期保有するか考えてみました(決してレバレッジ ETF が長期保有に向いているとおススメしているわけではありません。よく話題に上るように様々なリスクがあります)。

 

①リバランス無で永久保有

何も考えず、ずっと保有するだけなので一番簡単です。ただし暴落時にはそれまでの含み益が一気になくなる可能性があります。また私が最大のリスクと考えている償還が起きた場合、価値が0になるばかりか、NISA 口座保有であればその損を相殺することすらできません。

 

②リバランスに TMF を用いる:

一定の割合を決め国債レバレッジの TMF を用いる方法は取り入れられている方も多いと思います。暴落時には株と相反した動きをする事が多く、非常に良い方法だと思います。デメリットは全てがレバレッジ ETF なので提供会社に何か起きたら面倒になりそうだな、という点や、リスクヘッジなので当たり前ですが、株価が大きく上昇する局面では反対に下落することが多い点と、今後の利上げ局面ではジリジリと下げていくことが予想され、まだ大きく資産を増やしたいステージの私は二の足を踏みます(ある程度の資産規模になってからであれば是非採用検討したい方法です)。

 

③現金または債券でリバランスする:

株価の暴落局面で②程はディフェンス力を発揮しないと思われますが、非常に手堅い方法だと思います。ただし株価の上昇局面が続いた際には機会損失となることと、現金の場合は手持ちが大きくなると何か買いたい病が出そうなこと、債券の場合はやはりこれからの利上げ局面で保有を増やすことは心理的にやや抵抗感があります。

 

ETFでリバランスする:

①~③を踏まえ、資産がある程度の規模になるまではこの形で進めようとは随分以前から決めていました。

2022 年の NISA 枠をどうするか(ATMX+ レバか CWEB か、、) - 米国レバ ETF と高配当/配当成長株、ビットコインを積立てる

↑ の記事後半で述べていますが、VHT (または記載されていませんが、公共事業の VPU も候補でした)で、少しの配当とそこそこの成長も得ながら、暴落時にレバレッジ ETF にスイッチする事を検討していました。今でもこの方法はアリだと思っています。しかしながら資産増加を加速させたいこと、従来ハイテクといわれていた分野の多くは既に生活必需品となり、今後の暴落時にも回復は実は一番早いのではないか(実際昨年春の暴落時は暴落割合も低く回復も早かった)と考え相方としては QQQ を採用、さらに一定割合で機械的にリバランスするのではなく、ある割合に含み益が大きくなったものから少しずつ利確し特定口座で QQQ にスイッチ、暴落時(またはその回復期に)QQQ を売却し再度レバレッジ ETF を購入、その時に使える NISA 枠があればもちろんそちらを活用する、という大方針を決めました。

 

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上記が我が家保有の各年毎に仕込んだ TECL となります。TECL が x5 バガーになった時点で x1 分だけ(例えば 2019 年モノでしたら 1/5 の 32株だけ利確、即 QQQ を購入、とします。運よくこれが x6 バガーになった際はまた x1 分だけ即ちその時は保有が 128 株になっていますが、元々保有数約 1/6 の 27 株を利確・・を繰り返します。こうすることで毎回 2019 年に投資した額分だけ利確でき、かつ 500%(+25%) → 600%(+20%)→ 700%(+17%) → 800%(+14%) と進むごとに複利の効果で必要な上昇割合は少なくなってきますので、加速度的に利確のタイミングが早くなってこないかな、と淡い期待を持っています。また新 NISA のロールオーバー出来ない問題も、購入 5 年後にロールオーバーのメリットが出る(限度額 120 万円を超えるような)程の保有株が手元に無い可能性が高く、解決できると考えています。この利確のタイミングは TECL と SOXL は x5 バガーから(TECL は 2020 モノから x4 からにしようかな。。)、SPXL と CURE は x3 から、WEBL は x4 か x5 から始めてみるつもりです。まずはこの方法にて利確は対応、暴落時についてはおおよそイメージできていますが、決まったら備忘録として記事をアップしようと思います。

全てはこれら市場の右肩上がり継続を信じた上での捕らぬ狸の皮算用です。相当のリスクもありますので、くれぐれもご自身でよくお考えの上、採用の場合は自己責任でお願いいたします。 

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